梅は昔から日本では欠かせない食材のひとつです
梅干、梅味噌、梅酒 など
体にもいいと言われていますね。
もともとは中国から弥生時代に入ってきたそうです。
(2000年くらい前)
中国では最初に食されたことがわかる文献には
4000年前から食べられていたとのこと。
ベトナムでは青梅を粉しょうゆ(インスタントラーメンに入っている
スープ用粉末のようなもの)につけながらおやつ代わりに食べたりします。
一度ベトナム人の友人に勧められて食べてみたら、
ちょっと固めの漬物のようでした。
今回は梅酒についてお話しますね。
梅酒の効能
■ビタミン・ミネラル……疲労回復効果
夏バテ解消にも効果があるといわれています。
ビタミンが多いので、美容効果も期待できます。
■酸味……食欲増進効果・便秘や下痢にも
梅の酸味が唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。
なので、食前酒としてとてもお勧め。
また胃や腸を助ける効果があります。
■クエン酸……疲労回復効果・殺菌効果
疲労回復といえば、クエン酸。
クエン酸は疲労の元になる乳酸を分解するのです。
■アルコール……血行促進・寝つきをよくする効果
アルコールは血行を良くします。冬場など冷え症の方は、
血行が良くなることで手足の冷えも解消されるでしょう。
リラックスすることで寝つきもよくなる効果も期待できるでしょう。
ただし飲みすぎは要注意!
ま、当たり前ですが・・
適量は、人にもよりますが、コップ1杯くらいかなあ・・
海外でも人気
ニュージーランドに住んでいたときに
梅を作るファームが南島の南のほうに1軒だけあり、
毎年5キロから10キロくらい送ってもらって
梅干や梅酒をたくさん作りました。
日本ではホワイトリカーなどの焼酎類で作るのが普通ですが
あちらでは焼酎の値段が高く、むしろウォッカや
ブランデーの方が安かったので、いろいろ試しました。
ウォッカは焼酎と同じで匂いがほとんどしないので
あっさりと飲みやすく、
ブランデーは香りが良くてまろやかになりました。
お砂糖も氷砂糖はあまり手に入らなかったので
普通のお砂糖やブラウンシュガー、はちみつ、
ダイエット用のシュガーなどこちらもいろいろ試しました。
家に遊びに来たあちらの友人たちにも好評で
プラムワインとか言って大喜びです。
去年遊びに来た娘の友人のアメリカ人も
一晩で1瓶(私も少し飲んだけど)
飲み干しました・・笑
甘いお酒は私自身があまり飲まないので
作ったものは徐々に砂糖の量が減っていき、
ドライ好きなみんなに好評だったのは500グラム
(梅:お砂糖=1:0.5)
でしたので、レシピはそうしました。
一般的には
・梅:1kg
・糖:1kg
・酒:1.8ℓ
まむきょん製は
・梅:1kg
・糖:0.5kg
・酒:1.8ℓ
以下、私のクックパッドのレシピです
まむきょんのワンポイントアドバイス
梅酒の美味しい飲み方
①ロック
梅酒本来の味を楽しめます。
大きめの氷を使うのがコツ。
氷が溶けるにつれて味が変わってきて美味しい!
②ソーダ割り
グラスに氷を入れ、梅酒1:ソーダ2 の割合で
氷を持ち上げるようにそっと2、3回かき混ぜます。
あっさりゴクゴク飲めちゃいます。夏にぴったり!
③アイスにかけて
「飲み方」ではありませんが、アイスにとろりとかけてみてください。
バニラと相性抜群です!
④その他
梅酒ゼリー、紅茶に入れたり、ケーキに洋酒代わりに入れたり
サバの味噌煮の日本酒代わりなど 香りも楽しめて良しです。
試してみてくださいね。
日本に戻ってからも
実は北海道の友人がお庭の梅を
毎年送ってくれます(^^)
梅酒を造っても残ってしまうときは
冷凍保存して、梅味噌も作ります。
おっと、大事なことを言ってませんでした。
作ってから、飲めるようになるのは3か月以降です。
そこから、半年、1年とどんどん味がまろやかになるので
できれば1年くらいが飲み頃ですね。