オカメインコを飼っている人は必ず知っているこのワード・・
『オカメパニック』についてのお話です。
(InConFuoco! (インコンフォーコ!)http://lantern-fuoco-l0ww00d.blog.jp/
さんよりお借りしています。)
繊細で怖がりのオカメインコは、
本当にちょっとしたことでオカメパニックになることがあります。
ケージの中でバタバタと暴れる姿を見ると
こちらまでパニックになってしまいそうですよね。
今回はオカメパニックの要因と実際にパニックになってしまったときの対策についてまとめてみました。
まずはどんなときにオカメパニックになりやすいかをご紹介します。
天敵が見えてパニック
ベランダに近い日当たりのいい場所で
朝、ケージの虫干しも兼ねて置いておくのですが、
ベランダの塀の部分にネコがいて、こちらを見ていたことがあり、
大パニック!
ブリーダーさんの家のお庭の外の巨大ケージに飼われている
オカメたちは
猛禽類のハヤブサが隣の家の屋根からこっちを見ていたときは
数十羽のオカメだけでなく、
ワキコガネやホオミドリなど他のインコたちも大騒ぎ。
大変な事態になったそうです。
光にパニック
夜中に車が通り、
カーテンの隙間にライトが差したときに大パニック。
そして、これは我が家ではありませんが、
オカメインコの写真撮影で
カメラマンが使ういいカメラで
フラッシュ撮影をしたときに
心臓発作で落鳥してしまったという痛ましいお話もあります。
音にパニック
夜間のみんなが寝静まって静かなときに起こる物音。
キッチンのパネルについている吸盤のついた
お玉なんかをぶら下げてあるものが突然外れて落ちたとき
「コトッ」という音で大パニック。
振動(揺れ)でパニック
これは何かで読んだ話ですが、
東北の震災のときに、
パニックで怪我をして病院に行った鳥のほとんどは
オカメインコだったそうです。
洋服の柄でパニック
以前にも書きましたが
チェック、ドット柄、サイケデリックな模様の服などを
見て大パニック。
こちらに詳しく書きましたので参照してみてください。
まとめと対処法
①天敵が見えてパニック
ケージごと風や日光を当てるのは
人間のいる間だけにしましょう。
ほんの少しの時間でも有効です。
外出する際は窓は閉め、ベランダの近くでも
窓からケージを少し離して内側に置き、
レースのカーテン越しに太陽が差し込むようにしてあげましょう。
②光にパニック
夜はカバーをかけてあげましょう。
ただ、真っ暗にすると余計に不安になります。
市販のカバーでも下の部分に少し光が入るほうがいいです。
部屋も真っ暗にせず、非常灯などが点いていたほうが安心します。
部屋自体のカーテンは遮光性のカーテンにして
車のライトが入らないようにしましょう。
携帯で撮影するとき、オートモードなどで
フラッシュが焚かれないよう、十分に注意しましょう。
③音にパニック
普段、静かにしなければならないということはありません。
静か過ぎるのに慣れてしまうとちょっとした物音でも怖がります。
逆に普段どおりの生活音は安心感を与えます。
キッチンの水の音やテレビの音、ラジオなどの音に慣れておくと
飼い主さんが近くにいると思ってリラックスしたりもします。
他には 我が家では 外出時に宅配業者さんが来て、
インターフォンのボリュームが
大きすぎてパニックになったことがあります。
ボリュームを小さく設定してからは問題がなくなりました。
④振動(揺れ)でパニック
我が家はオカメケージをキャスター付きの台に
置いてあり、朝と夕で毎日移動させています。
(ケージの掃除のあと、午前から日当たりのいいベランダのある部屋、
夕方、リビングのテレビの横に戻す)
移動の時にけっこう揺れるので、慣れているせいか、
多少の地震では驚かないです。
大きい地震は未経験なのでわかりませんが・・
勉強しておきたいと思います。
⑤洋服の柄でパニック
過去にバタバタと逃げ惑ったときに着ていた服は
もうオカメたちの前では着ないというのが一番ですね。
放鳥時のパニックは飛んで逃げ回れるので怪我はあまりしませんが、
ケージの中の場合が羽が引っかかったり、ぶつかったりするので危険です。
オモチャとかをたくさん入れてると怪我のもとなので、
ケージ内は出来る限りシンプルが良いですね。
とにかく、人間があわてず、「大丈夫だよ」と優しく話しかけて
あげると落ち着きます。