オカメインコだけではないですが、
小鳥を飼っているときに、家の中で気をつけるべきことはたくさんあります。
愛する家族の一員をちょっとしたミスで落鳥させるようなことがあれば
自らを責め、悲しい辛い時間を過ごさなければならなくなります。
できるだけそういったことのないよう、
普段から、人間が力を合わせて、思わぬ事故に繋がらないように
協力してルールを決めましょう。
放鳥中の思わぬ事故に気をつける
放鳥時、意外と危険が多いことをまず認識しましょう。
ちょっとした油断や慣れが引き起こすことが多いものです。
放鳥中に我が家で気をつけていることをご紹介します。
①窓、網戸などが開いていないか
朝、洗濯物を干すため、
我が家ではベランダに出るとき、午前中にケージを置く部屋の
網戸を開けて出入りするのですが、
放鳥している時間帯とよくかち合います。
まず、放鳥している子たちがリビングに全員いることを確認し、
洗濯物を持ってその部屋に行き、そっとドアを閉めます。
(急に飛んできて肩にとまる子がいるかもしれないので、
ドアに挟まらないようにするために、ドアは常にそっとです。)
つまりベランダの網戸を開けるときは
絶対にその部屋にはオカメたちがいないことになります。
(ケージの中にいるときは別ですよ)
それから網戸を開け、出入りするようにします。
戻るときも網戸を閉めてから、リビングへのドアを開けるようにしましょう。
②在宅の家族に、必ず声をかける。
インコの死亡事故で一番多いのは・・実は圧死です。(><)
放鳥していることを知らずに、床を歩いている子を踏んでしまったり、
ひざ掛けカバーの下にもぐっているのを知らずにそこに座ってしまうなど・・
書いていても悲しくなってしまうようなことです。
同居の家族が家にいるとき、または放鳥後に帰宅した家族がいる時も
必ず、
「今、みんな出てるよー!」
「今、リビングの床を歩いてるよー!」
と声をかけるようにします。
パパの歯磨きを覗くのが大好きなみっくは
パパの後を追って洗面のあるお風呂場のほうへ飛んでいきます。
リビングにいると思っていたのに、気づくといないとき、
「みっく、そっちに行ってる?」
「いるよー」などと声を掛け合います。
小さい子と全く同じで、
ん?なんだか静かだな?と思っていると
思いもよらぬことをしていたりします。
キッチンに飛んで、晩御飯の残り物の
ラップをつついていたり・・
食べてはいけないものだと生死に関わります。
パンくずも実は鳥には多すぎる塩分や糖分を
含んでいたりしますし、
お米も水分が多く、そのうの中で
カビが生える可能性もあるので危険です。
なので、基本的に人間の食べ物は
与えないようにしましょうね。
また、
家族にお子さんがいたら、なおのこと、
「後ろにいるよ」「床を歩いてるよ」 「寝転がってるおしりのところにいるよ」
これをしつこいくらいに言ってください。
20歳を過ぎた娘にも言ってます(笑)
「わかってる!うるさいなあ!」と言われても
平気です。いいんです。うるさくて。
我が家での危険体験談
過去に、みっくがとても危険な目にあいました。
私とパパがなんだかケンカしていて、
口をきかずに
私だけ先に寝てしまった時です。
(なんと放鳥中でした・・)
薄暗い部屋でパパがリビングに
戻ってきてテレビを見ようとしたとき
みっくが床を歩いていたのです・・
現場にいなかったのですが、
「ぎゃ」という鳴き声がして、
パパが「わー」っと叫びました・・
なんと、尾羽の部分を踏んでしまったのです。
ほんとに、身体を踏まなかったのが不幸中の幸いでした。
おそらく、とかげのしっぽのように、
緊急時には全部いっせいに抜けるように
なっているのかもしれませんが、
出血もせず、飛んで逃げて、他にはどこも怪我もなく・・
しかし、
なんとも情けないルックスになりました・・
その時の写真、
確かありました・・探してみて
あったら載せます・・
ほんとに、命に別状なくラッキーでしたが
尾羽が生え揃うまでに4,5ヶ月くらいかかり、
見るたびに、かわいそうでかわいそうで・・・泣
以来、放鳥中の大喧嘩はなくなりました。
とにかく居場所を確認することを忘れないようにしましょう。
次回は家の中にあるオカメインコにとって危険なものをお伝えします。
オカメインコにとって危険なこと②物質編はこちら