こんにちは
オカメインコブリーダーのヒナのまむきょんです(^^)
卵と書こうとしましたが、少し出世したので、ヒナです。
今、遅めの秋のヒナ(?)
早めの春のヒナ(?)
というか、常春のまむきょんオカメ王国では12月、1月にも
ヒナが孵っています。
お部屋の中は暖かいのですが、
朝夕は最近よく冷え込むので
オカメのヒナは産毛がほんの少しのほぼ裸なので、暖が取れません。
親がずっと一緒に中に居てくれなくなると、
温めてあげないといけませんね。
さて、唐突ですが、
オカメインコ(他の鳥さん含む)の足は何本あるでしょう?
手乗りのインコ、飼っていても、あんまりよく見ていないというか、
知らない人、意外と多いんですよ。(笑)
答えは
4本です。
生まれたばかりのヒナは前に3本、後ろに1本(親指みたいな感じ)になっています。
大人になってくると、いつの間にか
前に2本、後ろに2本という開き方になっています。
これを対趾足(たいしそく)と言います。
スズメ目など大半の鳥類は三前趾足
他の鳥さん、鳥類の中でも最も多いスズメ目の種類では、
三前趾足と呼ばれる足指の形状をしています。
指は前に3本、後ろに1本です。
第1趾(だいいっし)が後方に向いていて、残りの第2趾・第3趾・第4趾が前方に向いています。
★一文字だと趾は「あしゆび」と読みます。★
この形状は木の枝を掴むのに適しており、
樹上生活が多い鳥類にとって都合がよい形状になっています。
文鳥とか、キンカチョウやカナリアなどのフィンチ系の飼い鳥が三前趾足です。
対趾足の特徴とメリットは?
インコ、オウムは、なぜ、大人になると前に2本、後ろに2本という開き方になるのでしょうか
太めの枝につかまったりすることも多いし、力が入りやすいようですね。
更に、モノを掴むという行動もできます。
昔飼っていたモモイロインコのビンゴも
片方の手(指)で器用にひまわりの種をつまんで
口に持って行って食べていました。
掴む力も強くなっているので、止まり木に片足で止まりながら、
もう片足で木の実を食べるといった芸当が可能です。
うちのオカメたちも豆苗を片手でつまんで口まで持って行って食べたり
固いシードやたまのおやつのひまわりの種をつまんで器用に食べます。
また、オウム、インコの足の指の部分には人間の指にもある指紋に相当する
足紋というのがあるため、人間同様にスマホを操作することも可能です。
スマホを置いて、パソコンで作業していたら、
前の職場のマネージャーの電話番号に電話をかけていて、
びっくりしました・・・(;’∀’)
過去に3回ほど、他の人にもかけてました・・
幸い、誰も出なかったのですけど( ^ω^)・・・
その他、
フクロウ目、カッコウ目やキツツキ目、なども対趾足の形状です。
ところが!最近、とっても気になるカラスは
三前趾足でした。
調べてみると面白いですね。
まとめ
今回、インコの足指の特徴についてなど書いてみました。。
カラスも含む、スズメや文鳥など一般的な鳥類は三前趾足と呼ばれる足指の形状ですが、
インコ、オウムは対趾足と呼ばれる前に2本、後ろに2本の趾がある形をしています。
この対趾足の形状によって、インコは物を掴む能力が優れていると同時に
木の枝を掴む能力も高くなっています。
片足で枝に止まり、もう片足で木の実を食べるといった行為が可能です。
オカメインコが普段どのように足指を使っているのか見ていると
面白くて、飽きないです(^^)
是非観察してみてください。