やたら熱い上司に、これ読め!と薦められた本
あなたはどうしますか?
自分に全く興味のない場合、
読んでもすぐに内容を忘れてしまう。
おもしろかったです、お返しします。
ありがとうございました。と
返却するとして、
その上司、
どこがどう面白かったか、
役に立ったか、知りたいでしょうね。
あー、いやだなあ・・面倒だなあ・・
なんて答えよう・・
押し付けがましい上司だったら
けっこうなプレッシャーですよね。
最近はパワハラ問題もあるし、
さすがにこれはないかもしれないですが・・
今回は読書が苦手な人が読書好きになる方法について
考えてみました。
『文章』を読む技術、書く技術はとても重要です。
その技術は、文章をたくさん読んで、書かなければ身につきません。
苦手意識のあるあなたは、
読書感想文などの宿題、大嫌いだったのではないでしょうか?
アウトプットが最重要
読んだ本の内容を『アウトプット』することによって、
脳が、「これは重要な情報だから記憶しておこう」
となり、記憶されます。
ユダヤ式記憶術と呼ばれています。
このときに、何度もその情報がアウトプットされることによって、
脳はより重要な情報だと判断して、記憶の定着が強くなります。
アウトプットの目安としては、
1週間以内に3回以上のアウトプットが望ましいとされているそうです。
具体的なアウトプットの方法として、
①本を読みながらメモをとる、マーカーでラインを引く
②本の内容を人に話す
③本の感想や気付きや名言をSNSでシェアする
④本をブログやYouTubeでレビューする
などがあります。
このように、『アウトプット』することを前提として読書をすることによって、
記憶に定着させることができます。
好きな本を探してみましょう
まずは本屋さんに気軽に行ってみましょう。
読んだ本の内容を忘れずに記憶に定着させるためには、
その本自体を好きであることが重要になります。
自己成長のためだから、仕事に役立つからといったような、イヤイヤ行う読書では、
ドーパミンが出ず、読書すること自体がストレスになってしまい、
せっかく本を読んでも記憶には残りません。
この本を読むと、「ワクワク」する。
その感覚が、読んだ本の内容を忘れないためにとても重要です。
でも、今まで読書嫌いだったら、本屋さんにも滅多にいくこともないですから
緊張してまごまごしてしまうかもしれませんよね。
ここで、ひとつ提案があります。
例えば、
最近は小説をドラマ化、映画化した作品、
逆にドラマや映画などの脚本をを小説化した作品、
などがあります。
このあたりで、自分が過去に映像で見て、
楽しかったもの、わくわくしたもの、感動したものなどを
探してみましょう。
読みたいところから読もう
必要な箇所を、『ワクワク』した気持ちで読みましょう。
私はもともと本が好きですが
数年前に話題になった
[半沢直樹]のドラマがとっても面白くて、
最近、続編が放送されるとかで
すっごく楽しみです。
でも残念ながら、今、コロナの影響で
撮影が遅れているとか・・泣
下手をすると、お蔵入りするかも、とまで言われていますね。
これ、本が先だったので、
本屋さんに行けばあります。
(ネットでも買えますし、中古もあります。)
タイトルは半沢直樹ではありませんので
こちらをご参考に(^^)
実は、以前の放送の後、
続きは既に小説で全て読んでしまいました(笑)
でも、
「なあんだ、じゃ、次の放送見てもネタバレで面白く無いじゃん!」
とは思わないのです。
ドラマは回数が決まっていますし、
その中で書ききれないものがたくさんあります。
更に、視聴率のことで、小説と内容がちがっていたり、
もう出ない登場人物を人気があるからと
無理やり復活させたりなども出てきます。
ドラマの中で起こることを
小説を先に読むことで、違いなどの分析もできるのです。
そんなこともまた楽しみなんです。
必要な箇所を、『ワクワク』した気持ちで読みましょう。
と先ほど書きました。
私は、前回のドラマの後、
その続きから先に読みました。
そこで、まずは最後どうなったかというところを
知ることができて、
何年ももやもやするというストレスは解消されました。
そして
次は、最初から読むことで、
ドラマの内容を反芻でき、
細かな設定なども再認識することができ、
さらに楽しめました。
逆にテレビや映画を見る前に読んでしまった場合、
これはこれで、
例えば、自分が頭の中で
キャスティングした俳優さんのイメージで
その人に役の台詞を言わせるような想像で読むというのも
めっちゃ楽しいのです。
で、あとで、ドラマで、「あ、この人がこの役なんだ・・
なるほど・・」または
「私が配役した人のほうが良かったなー」などと
勝手に思ったり。
読書好きになるためのまとめ
1 まずは好きな本を読もう
2 読書には『ワクワク』が大切
3 読みたいところから読もう
4 読書後、1週間以内に何かの形でアウトプット
なろうと思ってなれるものじゃないかもしれませんが、
読書好きにどうやったらなれるのかの
ひとつの提案です。
これを何度か試して、
本を読むことの面白さに目覚めたら、
次は、テレビ化、映画化されていない
同じ作者の作品を探してみる、
または、自分が面白そうだなと思ったタイトルから探してみる・・など
本屋さんに行くことが楽しくなってきますよ。