かわいいペット オカメインコたち

オカメインコ ヒナの命が危険!真冬の産卵期の失敗体験と手探り対策

こんにちは

まむきょんです

最近、とても寒いですね。

昨年の冬は暖冬だったらしいですが、今年は、今、爆弾低気圧が来ています・・

さて

まむきょん家の6羽のオカメたちはとっても元気です。

寒さ対策も、前回お話したように、部屋の温度と湿度は安定していて
ヒーターも必要ありません。

しかし・・・

今回、昨年クリスマスから孵化したばかりの4羽のヒナのうち、
1号が突然の落鳥・・・
元旦の出来事でした。

その前日、
いつもヒナの卵が全部孵ってから1週間ほどはそこまで汚れていない
ヒナたちの巣箱なのですが、大掃除の時期だったので、ついでに
開けてみようかな?と
中を確認してみるととても汚れています。

普段は巣箱の中に敷いてある広葉樹マットを
すり鉢状に真ん中になだらかな傾斜をつけて
卵が端に転がってしまわないようにしていて、

ヒナになるとじりじりと四隅に移動してフンをし、
また真ん中に集まるのですが、
そのマットの中にフンをしてしまっていて、
汚れているのです。

ヒナも、そのフンがくっついていたので、できるだけ剥がして
キレイにしてやったのですが、乾いてしまった部分は
産毛にくっついてしまい、なかなか取れません。

でも、ヒナたちはとっても元気で
ご飯もいっぱいもらっていたので、
いつものように体重を測り、中の掃除をして
様子を撮った写真をブリーダー師匠に送り、
報告をしました。

と何気なく送った写真を見て、
ブリーダー師匠がすぐに連絡をくださり

「どうしてなのかわかりませんが、
ヒナがずいぶん汚れています。
落鳥するかもしれません」

というお返事が来たのです、。

落鳥の恐れがある・・と言われても、
どうしても思い当たる理由が見つかりません。

巣箱のお掃除をしてとりあえずきれいになったので、
翌日まで様子を見ようと思い、普段通りにしていたのですが、

翌朝、またお掃除をしようと巣箱を開けてみると

1番大きかった1号が落鳥していたのです・・
そして、フンはまた四隅ではなく、マットの真ん中あたりにありました・・

あんなに元気だったのになぜ??
そして、
師匠はどうして、落鳥するかもしれないと思ったのでしょう。

巣箱の中の掃除は大晦日の日が最初でした。

それまでは親たちが気が立っているのと他にもまだ孵っていない卵もあります。

巣箱には必ずどちらかがいて、威嚇しますし、
その状態で中を覗くのは危険です。

中には、その時点で育てるのをやめてしまう親もいるそうです。

ところが、今回、その時期には普通は無いのですが
親が2羽とも外に出ていたのですね。

なので、卵が全部孵ったのと、フンの掃除ができるかもと思い
開けてみたのですが、

実のところ、5個生んだうちの4羽しか孵っていなかったのです。

卵が孵らない理由は今回はわかりませんが、

有精卵には間違いなかったので、中止卵ということになります。

報告するために、師匠に電話をしました。

師匠も近くで観察しているわけではないので
詳しくはわからないと言っていましたが、

いくつか考えられる原因がないかを列挙してくださいました。

その中に

なぜ、フンを四隅にしなかったのかと言う部分で

巣箱に敷いているフェルト(その上に広葉樹マット)の傾斜について
聞かれたのです。

そこで、『あっ』とパパが思い当たりました。

卵が四隅に追いやられてもまた真ん中に集まってくるように
いつもよりも勾配を急にしていたのです・・

人間には気づかないほどの角度です。

でも、小さなヒナはその勾配によじ登って巣箱の四隅にフンをするはずが、
急で上りきれず、真ん中でフンをしていたのです。

身体にくっついたフンは、冷たくなって、乾かず、
ヒナの体温をどんどん奪ってしまい、弱ってしまったのではないか・・と
いう結論でした。

体温を奪うのも、羽があれば問題ないのですが、生まれたてのヒナは
まだ産毛もほんの少し、ほとんど丸裸です。

落鳥した1号のヒナを巣箱から上げたとき、
冷たくてびっくりでした・・

本当にごめんね・・・

悲しい出来事でした。

フェルトごと取り外してみると、
その下の四隅部分にも、広葉樹チップがぎゅーっと敷き詰められていました。

パパも卵が転がってしまわないようにという思いから
今まで繰り返しているうちに
傾斜が段々きつくなっていたのに、それが原因だったということで、
とってもがっかりしていました。

結論としては、

卵のうちは勾配をつけていても、
ヒナになってからは、その部分をもう少しなだらかにしてあげないと
いけなかったんですね。

かわいそうなことをしました。

もっともっといろいろと気を配ってあげなければいけないのですね。

ヒナが卵から孵るとき、
そして、ヒナがだんだん大きくなるとき、
大きくなって1人で餌を食べられるようになったときでも、

すべてに気を配っているつもりでも
人間には気づけない障害がたくさんあるのです。

それを乗り越えて、生きていく、生き延びる ことは
本当にすごいことなのですね。

まだまだ勉強が必要です。

師匠も、何度も何度もそういった事例を体験して
写真を見ただけでも、そういったことがわかるようになったのですね。

すごいことですね・・・。

ABOUT ME
まむきょん
まむきょんと申します。 音楽とオカメインコと美味しいお酒と美味しい食事があれば 毎日HAPPY(^^♪ がんの看病も介護もへっちゃら!! 夢は鳥カフェオープンです。よろしくお願いします。