「換羽」とは
わんこ、にゃんこたちが
夏、冬で、毛が生え変わるように
鳥たちにも換羽と言って
羽が生え変わる時期があります。
その前にまず、生まれてすぐに生えてくる羽が
生後半年くらいから、まるっと生え変わります。
これを雛換羽(ひなかんう)と言います。
↑これは、卵から孵って2週間が過ぎた頃です。
羽鞘(うしょう)とは
この写真が分かりやすいですが、
羽は一度にふわふわと生えるのではなく、
ツンツンとしたストローのような筒に覆われて生えてきます。
これを「羽鞘(うしょう)」と言います。
この筒がぽろっと取れて中の羽がふわっと広がってくるのです。
最初の雛換羽が終わったら、
次からは大体、春と秋に換羽の時期がやってきます。
生え変わる期間は大体2週間くらいなのですが
時期には個体差があり、4羽いると、
ちょっとずつズレてなんだか、1年のうち3分の1は
換羽のお掃除をしているような気がします・・笑
尾っぽの一番長い羽は、きれいなものは
捨てがたくついつい取って置いています。
そのうち、何かアクセサリーにでもしようかなと
思っています。
柔軟剤で軽く漬けおき洗いをして
洗濯ネットに入れてドライヤーで乾かし、
保存しておくといいです。
小さい羽やほわ毛は掃除機で吸ってしまうので
なかなか保管できませんね。
我が家の守護神のおかげで
お部屋はいつもきれいです(^^)
ありがとう!!ダイソン君!!
脂粉とは
↑
ふれちゃんが肩の上で寛いでいます。
いつも一匹狼のふれちゃんがゆっくり肩の上にいてくれるのは
珍しいのでそっとしておいてあげると
羽繕いをはじめて・・
肩が・・まっしろに・・
これが脂粉です。私のフケではありません・・笑
羽繕いをしていると時々ぶるぶるっとして
粉が舞うのが見えます。
この粉が脂粉と呼ばれ、ほわ毛(と私は言っています)や
羽の根本の羽梢が崩れたり、尾脂腺から分泌される脂が粉になったものです。
人間のフケのように見えますが、
脂粉は、健康の証なので、問題ありません。
カキカキをおねだりされているときに、
うまーく筒が長い状態で外れる時がありますが、
それを触っているとすぐにもろもろと崩れ
脂粉になります。
筆毛(ひつもう)とは
羽鞘(うしょう)に守られた新しい羽根の先が少し見える状態を
「筆毛(ひつもう)」といいます。
先っぽの羽鞘が剥がれ落ちた時の形が「筆」に似ていることから
そう呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、この筒、羽鞘の中に
赤い血管のようなものが見えますが、
カキカキが好きでも、無理に強くはがしたりは
しないであげてくださいね。
これは間違いなく血管なんです。
痛痒いのかもしれないですね。
カキカキしてると時々、ぎゃん!って
怒るときもあるんですけど、
失敗すると出血するそうです。
↑後頭部
脂粉については
私はアレルギー持ち&喘息もちですが、
この脂粉にはアレルギーを持っていないのか
幸運なことに問題ありませんが、
心配な方は飼う前に耳鼻科や皮膚科などで
鳥に対してもアレルギーがないかを
通常の花粉症の検査などのときに
追加で調べてもらうことができますので、
おすすめします。
尾脂腺というのはオカメのお尻の周りにあり、
くちばしにこすりつけて、
それを外側の羽になで付けます。
そうすると羽はつやっつやになり、
かっこよくなります。
元気なオカメは、日中は
食事をし、羽繕いをし、お昼寝をし
遊び・・を繰り返します。
換羽に関係なく、オカメインコたちと共存するには
人間はマメなお掃除を欠かさずに
がんばりましょうね(^^)