鳥さん全体に言えることですが、わんこ、にゃんこに比べて
病院の数が圧倒的に少ないです。
しかも、個体が小さいので、手術はもちろん、点滴すらできません。
一番の対処法は
日頃のチェック、早期発見です。
でも、万一病気になった時のことも考えて、
いざと言うときに慌てないようにしましょう。
オカメインコのメディカルチェックポイント
もともと集団生活をしていたオカメインコは集団の中で
捕食される恐れがあるため、具合が悪くてもできるだけ我慢してしまい、
気づいた時には既に手遅れになることもあります。
飼い主が日頃から健康状態を気にかけてあげることで
病気の兆候がわかることもあるので、
気をつけて見てあげてくださいね。
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以下、思いつく限りのチェックポイントです。
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☆常に呼吸が荒い、のどがひゅーひゅー言っている
☆普段の放鳥で、ケージから出てこなかったり、外に出てもじっとしている □
☆ケージの中でいつも寝てばかりいる(老鳥は除く)
☆餌を食べなくなった(食べる量が減ってきた)
☆体重が減少してきた(体重測定を定期的に行いましょう)
☆フンが水っぽく下痢ぎみが続いている
☆嘔吐、嘔吐の素振りをする(発情期にも同現象あり)
☆くしゃみをよくする
☆鼻水が出る
☆頻繁にあくびをしている
まとめ
一番の対処法は
日頃のチェック、早期発見です。
と初めに書きましたが、
気づいたときに既に手遅れのことが多いのも事実です。
気づいたら迷わず病院へ行きましょう。
本当に大事なことは
それよりも、まずは病気になりにくい身体を作ることなのです。
日頃からの体重チェックや
餌の減り具合のチェック、フンのチェックをし、
放鳥タイムも十分に取ってあげること。
あとはコミュニケーションも大きな癒しになります。
人間にとっても鳥さんにとってもです。
優しく話しかけたり、カキカキをしてあげると、
一日仕事して疲れていても疲れは一瞬で吹き飛びますし、
オカメズみんなもじっとして、寛いでくれます。
愛情が一番のお薬なのですね。