最初の交尾からおよそ10日ほどで最初の卵を産みます。
(その間に巣箱の取り付けをお勧め)
初めての場合、少し日にちにばらつきがありますが、
大体1日おきに
4個~7個くらい産みます。
1個目の卵が生まれてから、すぐには
まだ温めモードに入らないことが多く
長い間放置して外でのんびり羽繕いしてたりするのですが
あまり心配することはありません。
最初の卵が有精卵だった場合、数日間の放置でも
温められるまで耐えられるようになっているそうです。
卵が3個くらいになると
温めモードに入ります。
♂の方も一緒に参加して
♀がご飯を食べに外へ出てきたり
放鳥タイムの運動をしている間は
♂が一生懸命温めます。
片方が巣箱で抱卵しているもう片方に
巣箱の穴の中をのぞきこみながら
「ぴゅいぴゅい・・」と
優しい声で何か言ってます。
「ぴゅぴゅぴゅい、ぴゅい」と
返事らしい声も聞こえます。
少し経つと、中へ入っていって、
もう片方がチェンジして出てくるのです。
これは絶対、オカメ語で
なにかしゃべっているとしか思えません。
ちゃんと通じ合っているんですよねー
とっても微笑ましいです(^^)
♂にも個性があって
イクメンだったり、
全然お手伝いせずに、
♀と同じタイミングで一緒に温めて
一緒に出てきちゃうって子もいます。
ちなみに我が家は
ふれでぃ・まーきゅりー(ふれちゃん)は
ものすごく真面目なイクメン。
♀りんごが気晴らしにうっかり出ちゃったら
ものすごい勢いで「戻れー!」と言わんばかりに
追いかけ回します。
しかし、戻らないとわかると、
「もういいよ!僕が温めとくから!」とでも言うように
ちょっと怒りながら
巣箱の中に入っていきます。
みっく・じゃがー(みっく)は
のんびりやさんの長男タイプです。
ここちゃんがご飯で出てくるときだけ
ちょこっと温めて、
すぐにまた代わります。
寂しいときは自分から入っていき、
2羽で一緒に温めてます・・
もう・・役に立ってるんか??
こんなところにも個性が出るんですね。
卵は温め始めて20日くらいで孵化します。
ふれちゃんとりんごのヒナが初めて孵化したとき、
明け方、巣箱の中で
「ちちちちち・・」という
ものすごく小さな鳴き声が聞こえて
感動しました。(^^)
本当に小さな声でした。
明け方トイレに起きて聞いたので、
次に起きてみたら
鳴いていないのではないかと心配するくらい。
2日目くらいまで本当に心配でした。
ブリーダーさん曰く、
周波数が 歳を取れば取るほど聞こえにくいから
娘に聞いてもらえば、前日のまだ卵に入っている状態から
聞こえる・・とのこと・・怒・・笑
3日目くらいから少しずつ鳴き声が大きくなってきて
2号。3号、4号と次々に孵化してきました。