こまめな餌やり
親が自分たちで食べる餌
(この時は通常の餌と豆苗に加えて、ビタミンと牡蠣がら、
麻の実、などを与えています。)を
ヒナに吐き戻して食べさせています。
ヒナを守るイクメンふれちゃんが
警備にいそしんでいるので、
巣箱の中をなかなか開けることができず、
初期の写真が撮れなかったので
想像ですが、
「ちちちちちち・・」と鳴いているときは
餌をねだっているようです。
1号が生まれてすぐの頃・・
他の卵はまだ孵っていません。
「そのう」という部分がパンパンに膨れるまで
あげています。
しばらくすると鳴き声がやみ、
おそらくお昼寝タイムのようです。
またしばらくするとご飯をねだって・・
朝から日が暮れるまでずーっと続きます。
ほんとに、親鳥たちはエライなあ・・
毎日毎日どんどん大きく成長します。
巣箱の中の掃除
巣箱の中の掃除は
孵化から10日頃まではできません。
親が敏感になっていて威嚇するのと、
ヒナたちが小さすぎて出せないからです。
親が卵を産んで抱卵している間は
フェルトとウッドチップの上はとてもきれいです。
フンは溜めフンと言って
親鳥は中にはせず、ご飯のときにケージに出てきたときや
放鳥のときに大量にします。笑
肩に乗っているときにされると悲劇です。笑
ヒナたちが生まれてからフェルトの上に
フンが溜まってきますが
真ん中のみんなが居る場所ではなく
それぞれがまだ目が見えていなくても
後ずさりで四隅のほうまで行ってからするんですよ。
感心します。
4羽が孵って1号が大きい!4号は小さくて埋もれてます。
巣あげ
産卵~孵化までが20日。
孵化~巣上げまでが20日。
巣あげまでには約40日かかります。
そこから、人間の手に慣れて餌を食べ、
一人餌になるまでには
早い子で1ヶ月弱。甘えん坊の子だと
2ヶ月以上もかかる場合もあります。
どんなに早くても軽く1か月以上はかかるということです。
一人餌になったばかりの若鳥をお迎えしたければ、産卵から約60日後となります。
1号、2号、3号、4号と次々に孵化しましたが
大きい順に鳴き声も大きいので
4号まで餌がなかなか十分に与えられない場合があります。
巣上げをして人間の手に慣れるように
親から離す時期は
だいたい孵化してから18-20日くらい。
体重が60グラム以上になってからです。
個体差はありますが、
1,2号を先に巣上げしました。
1号が孵化して約20日くらいです。
1号98グラム(ふれちゃんより大きい!笑)
2号83グラム。
3、4号の体重はその時点で
3号62グラム、4号は37グラムほどでした。
ブリーダーさんから指示して頂いたので
3号も体重は60グラムを超えていたのですが、
4号だけ残すと、
ヒナはまだ羽が生えていないので
暖が取れず、弱る可能性があるというので
一緒にしてあげて、
3,4号をあとから巣上げしました。
みんなしっかり大きくなってくれました。
人間が挿し餌をすると、一時的に体重は減ります。
親鳥が吐き戻して食べさせるより量を少なくしてやらないと
消化不良を起こすからです。
親鳥の持つ酵素が挿し餌の中には含まれて居ないからなんですね。
ほんとに親鳥はすごいです。