パパのガン闘病記

パパのがん闘病記 その8

 

脅威の回復力

 

手術の翌日から

パパはどんどん回復。

嚥下(えんげ)も少しずつ
上手くできるようになってきました。

もともと身長187センチ、一歩の長さもあり、
(通常の病院のベッドでは足が飛び出るので
高身長用のオプションマットで伸ばしてもらいました)

営業マンの癖で
ものすごい勢いで歩きます。

点滴を付けながらも
ものすごい速さで歩くので
廊下ですれ違うおばあさんに
びっくりされたり・・(笑)

傷口も1週間ほどで抜糸?(ホチキス外し)
傷もだんだん目立たなくなり・・

また、娘の高校時代の
吹奏楽部父母会の仲間や、実家、
元会社の先輩や上司、
その他ご近所さんなど、いろいろな人が
お見舞いに来てくれて、どんどん
元気をもらいました。

 

そして退院

こぶとりじいさん、
大きなこぶを取ってもらって
12日で退院しました。

 

大仕事を終えた気分でしたが

まだ、例の結果が出ていないんですよね・・

でも、とにかく、

まずは、開放されて、
病院からまっすぐ向かったビッ○カメラ
前から欲しかったオーディオスピーカー購入。

がん保険のア○ラックのおかげです・・・。

まだまだいろいろ続くのに、
こういうところがパパらしいけど・・泣

そして帰宅。

やっぱり家がいいよね・・

病院の食事はアルコールもないし、
すぐ終わっちゃうし、
会話もないし・・

これで徐々に良くなって
このまま転移も無ければ・・・と願いながら
1週間ほどゆっくり過ぎました。

 

退院後初の検診

この日は取り出した塊からがん細胞が漏れ出していなかったか
という検査の結果がわかる日でした。

外科的な手術の傷はだんだん目立たなくなってきましたが
神経を伸ばしながら引き剥がした部分、
例えば声帯は半分震えない、
左肩の前方部分の一部などは腕が上にあがりにくい
などの症状が出ています。
まだ動くようになるかどうかはわからない状態と
言われましたが、積極的に使うことによって
動くようになる可能性はある。
それが完全にもどる可能性は
なんともいえない。過去のデータもない・・
全く戻らないかもしれない・・などの話と、
声帯が実際にどうなっているかを
鼻からカメラを入れて喉の奥を
モニターに映し出し
「いーー」とか「あー」とかの
声帯の震えのチェックを見せてもらったりしました。

ま、術後の経過としては順調で申し分なし。とのこと。

そして、検査結果です・・

「残念ですが、癌は浸潤していました・・」

あー・・・そっかあ・・・

で、具体的な今後のお話へ突入です。

なんとなーく、遠くでわかっていたような感じ。

でも、もしかしたらもう何もしなくても
いいかも・・いや、きっとそのはず・・と
思っていた。思いたかった。

 

パパのがん闘病記 その9 へ続く

 

 

 

 

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まむきょん
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