2020年2月 米アカデミー賞で、
日本出身のカズ・ヒロ(辻一弘)さんが、
メーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞しました。
カズ・ヒロさんの英語のコメントがいろいろと
取りざたされていますね。
以下、引用1
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記者会見で「日本の経験が受賞に生きたか」と質問されると、英語で「こう言うのは申し訳ないのだが、私は日本を去って、米国人になった」と返答。「(日本の)文化が嫌になってしまったし、(日本で)夢をかなえるのが難しいからだ。それで(今は)ここに住んでいる。ごめんなさい」と続けた。
実際は
“Sorry to say but I left Japan, and I became American because I got tired of this culture, too submissive, and so hard to make a dream come true. So that’s why I’m living here. Sorry”.
カズ・ヒロさんは18年、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でメーキャップ賞を獲得。昨年3月には米国籍を取得し、日本国籍を放棄したという。(ロサンゼルス=尾形聡彦)
「got tired」という部分も、カズ・ヒロさんは朝日新聞が言うような
「日本の文化が嫌になって」という日本の文化全体を否定したような言葉は使っておらず、
自身の信念に対して日本の「submissive」な部分が合わなかったと丁寧に説明している。
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「too submissive」の意味
グーグル翻訳では 『従順すぎる』と出ました(笑)
ここはまむきょんのブログ内なので、
私の意見を言います。(^^)
カズ・ヒロさんは、日本の記者、(日本人)に聞かれたのよね?
なら日本語で誤解の無いニュアンスを伝えることができなかったのでしょうか?
アメリカの公の場(記者会見)だから?か・・
もちろん、どちらも海外で活躍している人だと思うので、
英語が堪能なことはよくわかります。
日本の記者さんが無理やり英語で質問したのかもしれない。
アメリカ人の日本語堪能な記者ではないな・・たぶん。
「too submissive」という英語のフレーズを飛ばすなんてことはしないだろうし・・
ん?訳した人が日本人なのか?
更に、この記事はきっと日本人の方が興味を持って読むかもしれないですよね。
で、実際に波紋を呼んだ形になってるし・・。
とりあえずやってみる
海外に16年住んでいましたが
特にビジネスを始めた頃は、そこの国の人との
考え方との違い、ギャップで
苦労することがたくさんありました。
でも、日本ではできなかったこともたくさん経験できました。
日本が嫌というより、今思えば、ただいろんな体験がしたい。
英語圏で生活して大きな家に住んで大きな犬を飼いたい・・
で飛び出した・・という部分もあったけど
行った途端、やっぱり日本の方がいいなあと思うことも
山ほどありました。
全部、行ってみなければ、やってみなければ
わからなかったことです。
今、帰国してみて、
やっぱり、海外の方が良かったと思うこともあります。(笑)
無いものねだりかもしれません。
でも、
日本人として生まれて、
日本でずっと住むから、submissiveでいなければけないわけでも
海外でずっと住むからsubmissiveでいてはいけないわけでもないです。
才能やお金があれば、どちらに住むか選べるというだけです。
お金があっても日本の方が好きとか
旅行だけでいい。という人もいるでしょうし、
海外で住みたいと思っていても、ビザや永住権が取れないと
住めない国が多いですし、そこまでしてでも
行きたいという人はやはり
そんなにいないでしょう。
逆に日本が大好き、
日本食しか食べられないという人が
長期出張などで合わない国に何年も住むことも
あるかもしれませんね。
住んだ場所の周りの人が自分と合わないからって
世界中、試しに住むわけにも行かないし。
カズ・ヒロさんは自分を高め、活躍できる場が
アメリカのメイク、映像の世界だったわけです。
日本のメイク、映像業界では
自分が存分に表現しきれなかったということだと思います。
でもすごい人!!
日本人として誇りに思えます。
これからもっとそういった方が世界中で活躍するといいですね(^^)