介護

相性の悪い母 みえちゃん その2

 

みえちゃん、82歳にして転居。

熊本の家を残し、

現在愛知県、我が家の近くの施設に住んでいます・・というのは
この前お話したとおりです。

認知症というのは、急にまったく分からなくなるわけではなく、
日によっては普段どおり、翌日はぼぉーっとしていて、
その翌日はとっ散らかっていて・・と
だんだん進化(悪化とは書きたくない・・笑)していきます。

ゆっくりゆっくり3年に渡って進化してきました。

読書が大好きで、テレビのクイズ番組も大好きで

メモ用紙にタイトルを書いては本のお買い物を頼んでいたのが
だんだん字を読むのが辛くなり、テレビもあまり見なくなり・・
ニュースも新聞も見なくなり、
カレンダーも、めくらなくなり・・・

月に2回、病院に連れ出すついでに
回転すしやお蕎麦屋さんでランチ、喫茶店で大好きなコーヒーなど
続けていましたが、私の仕事が平日の5日連勤になってからは
病院も訪問医にしてもらい、
電話でも会話が成り立たなくなってきて・・

でもね、お仕事、休めないし・・(泣)

てか、もともと、私のこと、キライだったよねえ(笑)
孫も仕事するようになったしね、忙しいんです。

それでもみえちゃんは、主張してきます。

直接電話してこなくても、少し疎遠になりかけると
施設の人から電話がかかってきます。
ひざが悪いし、動きが遅いので、
トイレに間に合わないことが増えてきて、

オムツに変更をお願いしてもプライドが許さず、

下着を没収されて、(取りに来てくださいと施設から電話)

お願いだから1枚でいいから置いておいて・・と懇願され。

親にそんなこと頼まれるようになるなんてね。

その次は、それを回収されることに異常に嫌がる・・と施設から電話。

更に、夜な夜な、そのオムツを2階のベランダからケアマネさんの駐車場へ
放り投げてバレる;;

最後には、ハサミで切り刻んでトイレに流す⇒つまる⇒施設から電話(泣)
これには参りました。
あやうくボイラー修理代70万円超えの弁償になるところでした・・汗

 

そして・・・

ケアマネさんの目を離した隙に、転倒

大腿骨骨折

入院・・・

介護度UP・・・

みえちゃんは、施設に戻ることができなくなってしまいました・・・

 

相性の悪い母 みえちゃん その3 へ続く・・

 

 

 

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まむきょん
まむきょんと申します。 音楽とオカメインコと美味しいお酒と美味しい食事があれば 毎日HAPPY(^^♪ がんの看病も介護もへっちゃら!! 夢は鳥カフェオープンです。よろしくお願いします。